「すべて手縫いで作るという徹底した職人気質とタンニンなめし100%の素材から成る芸術品は、とにかく丈夫です。30年以上は使え、修理をすれば一生使い続けることができるという堅牢な作りです。 馬場万の鞄はしっかりと丁寧に手縫いされており、もちろん修理もしてもらえるので大切に使えば一生もの。「製品50%、使い手50%。つくった時に結果は出ない」という3代目の考え方が随所に感じられます。
本体も盛り上げも、すべて革で出来上がっております。革8枚分の積み重ねで製作し、今では当店のみが製作しておりますグリップです。本家英国でも今ではなくなっております。
革同士の方が傷みが少ないため、ブリッジも革で作っています。金具を使用することもできますので、お気軽にお問い合わせください。
天然の状態の革ですので、良くなる可能性も充分ございますが、お手入れが悪いと劣化するばかりになる場合もございます。革は月日が経つにつれ品質が変化します。5年10年の経過でお使い方法やメンテナンスで良い状態を保っていただけます。
※右から使用開始から5年、10年と経過した革の風合いです。
細かいご要望やフルオーダーもお受けしておりますので、対面・電話・FAXなどでご相談させていただきます。オーダーメイドで具体的に欲しい形が決まっておられましたら、簡単な絵で構いませんので是非デザインをお見せください。注文は一つからお受けしています。複数ご入用の場合、お問い合わせ時にご相談ください。
どんなものを作るかによって金額が大きく変わってきます。まずは詳しくお話を聞かせてください。
※見積もりは無料です。
※送料、商品のサイズで異なりますので、注文内容確定後にご説明致します。
名刺ケースなどの小物は約1ヶ月、鞄はだいたい2ヶ月~4ヶ月が目安ですが、注文の内容・個数によって変動します。 そのときの受注状況にもよります。
価格が決定しましたら口座をお知らせ致しますので商品代金を振込みください。 また、銀行口座のお知らせと一緒に郵便振込み用紙もお付け致します。代金引換はお受けしておりませんのであらかじめご了承ください。
革製品は湿度の変化に弱く、乾燥する時に老化・劣化が進みますので、長く使われない時は、ワックス手入れをし、湿度の変化の少ない条件で保管してください。
無色の靴クリーム(ラナバー、モウブレイアニリンカーフ用等)を使ってお手入れ願います。乾拭きも大切です。
私共の染めは表面のヌメ革をそのまま残して染めておりますので、ヌメ革同様、汚れは落ちません。ワックス手入れをしっかりしていただいておりますと、消しゴムで落ちる時もございます。無理にクリーナーなどをお使いになるとシミ等になりますのでご注意ください。
固くしぼったフキン等で全体を拭いていただき、自然に乾くのを待っていただいてからお手入れしてください。
お客様の使い買っての良い鞄や小物をこころを込めてお作りします。
おかげさまで、様々なマスメディアでご紹介いただいています。
その昔、福山藩に仕えていた秋山家は、明治維新とともに家禄を失い、祖父が12歳のときに福山から大阪に船で出てきたそうです。輸入洋品雑貨店「馬場万」に丁稚として入り、その後、暖簾分けしてもらい、主に英国スタイルの鞄を扱う店「馬場万支店」として独立。祖父の頃は自分自身では作らず、 馬場万本店にいたときに知り合った英国人の鞄職人に作り方を教えてもらい、職人さんを養成して鞄を作っていたそうです。うちの看板のマークも、その英国人がデザインしてくれたものです。
その後、馬場万本店がなくなり、本店がないのに支店もなかろうということで、「馬場万鞄店」に名前を変えました。当時、日英のパイプはかなり太く、お互いの信頼関係もしっかりしていたみたいですね。そのような経緯もあって、1910年(明治43)の日英博覧会に馬場万の鞄も出品することになったみたいです。残念なことに、作り方を教えてくれた英国人が誰だったのか情報が全く残ってないんです。チャンスがあれば英国に行って、鞄のルーツを尋ね歩いてみたいですね。
「世界的に有名な版画家・棟方志功や、内村鑑三、平民宰相・原 敬など、1901年に開業して以来、多くの人に愛用されてきた馬場万のカバンは、一世紀近くたった今も、すべて手縫い。大阪一古い鞄屋です。ガッチリ手縫いされた重厚なカバンは、30年以上も使え、修理もできるから、使いようによっては一生だって愛用できます。
おかげさまで、様々なマスメディアで紹介いただいております。
サライ 創刊号、通販生活 100周年、全日空機内誌、中ノ島倶楽部、ノッテオリテ 創刊号、大阪名物、大人の大阪…他、多数。
雑誌GENROQ 匠の温度 第12回「世界最高のカバン」の記事 一部掲載
ご愛顧いただきました時期、毎年年賀状を頂いておりました。(一部掲載)
会社名 | 馬場万鞄店 |
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責任者 | 秋山 哲男 |
創業 | 1901年(明治34年) |
住所 | 大阪市中央区東心斎橋1-12-3 |
電話番号 | 06-6282-9114 |
FAX番号 | 06-6282-9070 |
営業時間 | 平日 11:00~19:00 土曜 11:00~17:00 |
定休日 | 日曜・祝日 その他、催事参加等で、臨時で休業することがございます。遠方の方はご来店前にご連絡ください。 |
メールアドレス | 下記お問い合せフォームをご利用ください。 返信まで1週間ほどお待ちいだだくことがございます。 お急ぎの場合は電話かFAXでご連絡ください。 |
地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅より徒歩5分
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